2011年12月14日

技の時代へ

やらなくちゃならない作業や

書かなくちゃならない事項が

たくさんあるのですが、

その気にならないので軽めの話題を。



このところ稽古や大会を拝見していますと、

だいぶ様変わりしたなあという印象を受けます。

一言で言えば、突進力より技の時代。


銃剣道は槍術がお父さんなのですが、

技のかけ方や駆け引きなどは

「このごろ、だんだんお父さんに似てきたね」

なんです。


木銃の扱い方は、むしろ昔のほうが槍っぽかった面もあるんですけど、

それは置いといて。



これには歴史がすごく関係していて

いまは実践としてはあまり役に立たないであろう武道ですが、

かつては相撲にしろ、剣道にしろなんにしろ

訓練と名のつくものに小技はよろしくないという軍隊の時代があったので

銃剣道の専門用語で言えば

相手の突いてきた剣を払って突き返す

「返突(へんとつ)」という基本的な技でさえ

一本として認めてもらえなかったそうです。


つい十数年前まで主流だった

「初一本(しょいっぽん)」

という、はじめの号令で突進する突きは

稽古で行われることはあっても

大会では「化石」です。


主流だった原因は

「初一本は軽くても採る」

という、突進優遇時代の名残でしょう。


一般でも自衛官でも

はじめ!ダダダダダ!ドシーン!

こればっかり。


それがコンニチの、時代に取り残されていない道場では

「もうそういうのは、やりませんので」

と言われちゃいます。



試合は技のかけあい。

勝った負けたより大事なのは

稽古で培った技をいろいろ試してみること。



おかげで怪我はずいぶん減ったようです。

元々体術競技などと違って

得物を使う競技ですから比較的怪我は少ないんですけど

そういう怪我の面でも

選手の剣が綺麗に上手になりました。

荒っぽい人はいますけどね、今でもたまに。

精神が未熟なんです。なんちって。



現に初一本の時代から

結局勝つ選手は技を持っていて、

スポーツとして勝ち負けを含めて楽しむために

技をおぼえることは、必然な流れだったんでしょうね。


技の種類は42とも、48とも言われていますが

よくわかりません。

真剣に数えたらもっとあるのかもしれません。


突くだけが仕事のスポーツですので

いかに相手の意表を突くかが勝負になってくるわけです。


ちょっとこの間教えていただいた全日本レベルの選手の剣は

まあ別の競技みたいですね。


企業秘密で書ける技と書けない技があるんですけど、

それよりもなによりも、

たゆまぬ努力、練磨を重ねた一流の選手というものは

心が大人です。
  

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2011年12月09日

ちょっと書きます。



みなさま、おはこんばんちわ。

管理人こと、ワタクシです。


「実は」と断ることも無いのですが、

ここのところ”持病”が悪化しまして、

通院と養生の甲斐あって少し落ち着いたのですが

ブログの短期更新は難しそうです。

中途の記事もあったり無かったりですが、

いろいろ忘れたり考え直したりで

続いたり仕切りなおしたりになろうかと思います。


ところで、

というか、

一方で、

体力づくりと人間形成には

だいぶその、進展がありました。


個人的に銃剣道・短剣道を取材するうちに、

それにまつわる人々、組織、歴史、etc

正直、こんな一武道にといっては失礼ですが

人生を教わるとは思っていませんでした。


それぞれの立場によって

考え方や感情や言い訳は変わるのですが、

ようやく銃剣道の「じ」の字が

見えてきた気がします。


土曜日のお稽古は耐震工事で

しばらくお休みですので、

ゆっくり整理しつつ、

時に勢いにまかせながら、

なにか読めるものを書ければと思っています。
  

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2011年11月02日

タンポの種類

銃剣道で使う、木銃という用具の

先っちょについているタンポのお話です。



少々マニアックなのですが、

ワタクシの知っているもので

この5種類があります。


現在、公式戦含め、正式に許可された規格は

④と⑤です。


①は最も古く、

ボロなどを革で包んだものです。

これのついた旧式の木銃は骨董品なので

床の間や鴨居に飾って眺めます。


②は先だけ黒色で、

旧式の木銃に合うように

内部が広く浅く造られています。

白の部分はゴムの中に

布の繊維が入っています。


③と④は色違いです。

おそらく、世の中には④が最も普及しています。

内部は新式に合うように狭く深い造りです。

ゴムの内部は布の繊維で、

②に比べると

繊維の割合が多く、

使い込んで磨り減ってくると繊維が出てきます。


②~④は

繊維、左右のゴム、先端のゴムの

4パーツからできています。


現在新しくタンポを購入すると⑤が多いです。

分解したことが無いのでわかりませんが、

100%生ゴムでできていると思います。

内部の造りは③、④と同じですが

繊維が入っていないので、

旧式に取り付ける際の

肉抜きをすることができます。

筒の部分の肉が厚いために

一見大きく感じますが、

先端の半球の大きさは③、④とほぼ同じで

判定がわかりやすいのに、使用感が変わらない

優れものです。

ゴム製の中では左右2つのパーツを組み合わせただけの

シンプルなつくりです。
  

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